歯のカレンダー ブログ
歯科医師監修幼児(3〜6歳)

子どもの歯が黒っぽい・黄色っぽいとき:着色や変色のよくある原因

子どもの歯の色が変わったら、原因はいろいろです。歯ぐき近くの黒い着色、鉄剤による着色、転んだあとの変色、黄色っぽい永久歯、白い斑点の違いと、おうちでしてはいけないホワイトニングについてまとめました。

ひと目でチェック

  • 歯ぐき近くの黒い着色は無害で、クリーニングで落とせます
  • 炭や重曹も含め、おうちでのホワイトニングはNG
  • 歯ぐきの腫れ、うみ、痛み、熱? すぐに歯科へ

歯をみがいてあげているときに黒い点や線が見えると、ついむし歯を心配してしまいますよね。歯が灰色に変わったときや、新しく生えた大人の歯がやけに黄色っぽく見えるときも同じです。子どもの歯の色が変わる原因はいろいろあり、ほとんどは歯科で確かめてもらえば解決できます。よくある原因と、おうちですることをまとめました。

歯の色が変わる、よくある原因

むし歯なのか着色なのかを、おうちで見分けるのは難しいものです。それでもよくある原因を知っておけば驚きにくくなり、歯科で説明を聞くときにも役立ちます。

以前は、黒い着色を歯みがきがうまくできていないせいだと誤解することもありました。今では、害はなく見た目が気になるだけの問題と考えられています。保護者のせいではないので、安心してください。

おうちでは、こすらずにこうしましょう

  1. 黒い点は削ったりこすったりしません。爪や道具でこすると、歯の表面や歯ぐきを傷つけることがあります。歯科でクリーニングしてもらいましょう。
  2. 定期健診のときにケアしてもらいます。黒い着色はまた出てくることがあるので、健診のたびに確認し、必要ならまたクリーニングしてもらいます。
  3. 鉄剤のシロップは、ほおの内側に少しずつ入れます。子どもをまっすぐ座らせ、スポイトでほおの内側に少しずつ入れて、飲み込む時間をあげます。のどの奥に向けて勢いよく入れないでください。飲ませたあとは、水を飲ませるか歯をみがきます。
  4. 転んだあとに色が変わったら記録します。歯科で写真を残して経過を見てもらいます。おうちでも日付と写真を残しておくと、変化を比べやすくなります。
  5. フッ素入り歯みがき粉は決められた量だけ出します。3歳未満は米粒くらい、3〜6歳はグリーンピースくらいの量です。保護者が出してあげて、みがいたあとは吐き出させます。

乳歯と大人の歯がまじっている時期にお口全体をホワイトニングすると、あとで大人の歯がすべて生えそろったときに色が合わなくなることがあります。子どもの歯の色が気になるときは、まず歯科で原因を確かめてもらうのが先です。

よくある質問

黒い点があれば、むし歯ですか?

歯ぐきに沿って並んでできた黒い点は、害のない着色かもしれません。でも、むし歯も茶色や黒く見えることがあるので、おうちで見分けるのは難しいものです。歯科で確認してもらいましょう。

クリーニングしてもらったのに、また出てきました。

黒い着色は、また出てくることがあります。子どものせいではなく、害もありません。定期健診のたびに確認して、必要ならまたクリーニングしてもらえば大丈夫です。

新しく生えた前歯が、やけに黄色っぽいです。

乳歯と大人の歯ではエナメル質の厚さが違うので、生えかわりの時期には色が違って見えることがあります。ほとんどは正常ですが、色が気になるときは、正常の範囲かどうか歯科医師に相談しましょう。

鉄剤を飲ませると、歯はずっと黒くなりますか?

鉄剤による着色は表面についたものなので、歯科で比較的簡単に落とせます。子どもをまっすぐ座らせてほおの内側に少しずつ飲ませ、そのあと水や歯みがきで仕上げると役立ちます。鉄剤をやめるかどうかは、小児科に相談しましょう。

こんなときは歯科を受診しましょう

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出典

この記事の情報は一般的な教育を目的としたもので、歯科医師による診療に代わるものではありません。お子さまの状態については歯科医師にご相談ください。

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