歯のカレンダー ブログ
歯科医師監修よちよち期(1〜3歳)

6か月ごとの定期健診:痛くなくても歯科に行く理由

むし歯は初めのうちは痛まないので、おうちでは気づきにくいものです。6か月ごとの定期健診ですること、行く前の準備、健診のあとに気をつけたいこと、予約日まで待たずに受診したいサインをまとめました。

ひと目でチェック

  • 6か月ごとに健診とフッ素バーニッシュを
  • 初期のむし歯は痛まないので、おうちでは見つけにくい
  • 帰る前に次の予約をとりましょう

「どこも痛がっていないのに、本当に6か月ごとに行かないといけないのですか?」。定期健診の前によく聞かれる質問です。むし歯は、痛みが出るころにはかなり進んでいることが多いのです。定期健診がなぜ必要なのか、行って何をするのか、どう準備すればよいのかをまとめました。

むし歯は、初めのうちは痛みません

むし歯は、初期には痛みがありません。 はじめは歯の表面がチョークのように白くにごる程度なので、保護者の目にもなかなか留まりません。特に、奥歯の溝の中や、歯と歯がふれ合う面から始まるむし歯は、おうちでのぞいても見つけにくいのです。

子どもは「歯がなんだか変」と正確に伝えるのも難しいものです。ですから、子どもが痛がるまで待っていると、治療が大がかりになりがちです。白く変わった初期の段階で見つければ、フッ素と生活習慣のケアで進行を止めたり遅らせたりできますが、穴があいてしまったあとは治療が必要になります。

6か月ごとの健診は、こうした小さな変化を、治療が簡単なうちに見つける確かな方法です。定期健診では、ふつう次のようなことをします。

むし歯のリスクが高い子どもには、もっと短い間隔をすすめることもあります。歯科で決めてもらった間隔があれば、それに従ってください。

行く前と帰ってきたあとは、こうしましょう

行く前は、次のように準備します。

  1. おうちで歯みがきをしてから出かけます。歯がきれいなほうが、小さな変化も見つけやすくなります。
  2. アプリの歯のチャートと、聞きたいことを前もってまとめておきます。
  3. 最近痛がったところ、転んだりぶつけたりしてけがをしたこと、飲んでいる薬があれば伝えます。
  4. 子どもの機嫌がよい時間に予約し、お昼寝の時間は避けます。

帰ってきたあとは、次のことに気をつけます。

  1. フッ素塗布を受けたなら、食事や歯みがきは歯科で言われた時間だけ控えます。製品によって指示が違うので、その日に受けた説明に従ってください。
  2. 健診で聞いたアドバイスをメモしておき、その日からさっそく試してみます。
  3. 健診が終わったら、次の6か月後の予約をすぐにとります。先延ばしにしていると、健診の時期を逃しやすくなります。

健診と健診のあいだも、ときどきおうちで子どものお口の中を見てあげてください。明るいところで上くちびるを少しめくって、前歯の表側の、歯ぐきとの境目を見て、奥歯のかむ面の溝の色も確かめてみましょう。いつもと違う白い部分や茶色い点が見えたら、写真を撮っておいて健診のときに見せると説明しやすくなります。健診の日付と聞いた内容は、アプリの歯科受診記録に残しておきましょう。

歯科をこわがる子には、「先生が、歯をどれだけ上手にみがけているか見てくれるよ」のように、短く明るく伝えてあげてください。定期健診に続けて通っていると、歯科は痛いときだけ行く場所ではなく、なじみのある場所になり、子どももだんだん落ち着いて受診できるようになります。

よくある質問

痛いところがなくても、必ず行かないといけませんか?

はい。むし歯は初期には痛まないので、痛くないうちに行ってこそ早く見つけられます。早く見つけるほど、治療は簡単になります。

うちの子は、もっと頻繁に来るように言われました。

むし歯があったり、リスクが高かったりすると、6か月より短い間隔をすすめることがあります。子どもの状態に合わせたすすめなので、その間隔に従ってください。

レントゲンを撮ろうと言われましたが、大丈夫でしょうか?

歯科のレントゲンは放射線の量がとても少なく、目では見えない歯と歯のあいだのむし歯などを確認する必要があるときに撮影します。なぜ必要なのか気になるなら、遠慮なく聞いてみてください。

フッ素塗布は毎回受けたほうがいいですか?

定期健診のときに一緒に受けることが多いです。むし歯のリスクによって間隔が変わることもあるので、歯科の案内に従ってください。

子どもが健診中に泣いて抵抗します。

小さな子が歯科で泣くのは、とてもよくあることです。泣いていてもお口の中を見ることはできますし、健診に続けて通ううちに、たいていは少しずつ慣れていきます。おうちで「あーん」と口を開ける遊びをしてみるのも役立ちます。

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出典

この記事の情報は一般的な教育を目的としたもので、歯科医師による診療に代わるものではありません。お子さまの状態については歯科医師にご相談ください。

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