歯のカレンダー ブログ
歯科医師監修乳児(0歳)

乳歯が生える順番:乳歯20本が生える時期と正常の範囲

乳歯20本は、たいてい下の前歯から生え始めて30か月ごろに生えそろいます。平均的な順番と時期、6か月前後の差が正常な理由、新しい歯の記録とケアの方法をまとめました。

ひと目でチェック

  • 乳歯は全部で20本。たいていは下の前歯から
  • 平均より6か月くらい早くても遅くても正常です
  • 新しい歯はアプリの歯のチャートに記録しましょう

赤ちゃんの歯がひとつ、ふたつと生え始めると、「次はどの歯がいつ生えるの?」「うちの子は少し遅いのかな?」と気になってきますよね。乳歯が生える平均的な順番と時期、そしてどこまでが正常なのかをまとめました。

乳歯20本が、順番に生えてきます

乳歯は上下10本ずつ、全部で20本です。たいていは決まった順番で生えてきて、30か月ごろには生えそろいます。平均的な順番と時期はこちらです。

  1. 下の前歯:6〜10か月
  2. 上の前歯:8〜12か月
  3. その横の前歯:9〜16か月
  4. 1本目の奥歯:13〜19か月
  5. 犬歯:16〜23か月
  6. 2本目の奥歯:23〜33か月

ここで注目したいことがあります。犬歯より1本目の奥歯のほうが先に生えてくることが多いのです。前歯の横がしばらくすき間になっていて、あとから犬歯がその場所を埋めるので、すき間が見えても心配いりません。

上の月数は、あくまで平均です。歯が生える時期は赤ちゃんによって違い、平均より6か月くらい早くても遅くても正常です。歯が生えるのが遅いからといって、歯が弱いとか成長が遅いということではありません。順番が少し入れかわること、たとえば上の前歯が下の前歯より先に生えてくることもよくあります。

歯はふつう、左右がペアになって同じころに生えてきます。片側が先に生えて、反対側が数週間から数か月遅れて追いかけてくることもよくあります。

乳歯はどうせ抜ける歯だと軽く考えがちですが、たくさんの役割があります。食べものをかみ、言葉をはっきり話すのを助け、あとから生える大人の歯の場所を守ります。特に奥歯は長いあいだお口に残って、かむ役目を担います。だからこそ、一本一本、生えたときからしっかり守ってあげることが大切です。

新しい歯が見えたら記録して、すぐにみがきましょう

歯が生える直前には、歯ぐきがぷっくりふくらんだり、白い線のように透けて見えたりすることがあります。清潔な指で歯ぐきをなでてみると、ざらっとした歯の先が先に感じられることもあります。こうした変化が見えたら、数日のうちに新しい歯に会えるかもしれません。

新しい歯が出てきたら、こんなふうにしてあげてください。

  1. 歯が見えた日付を、アプリの歯のチャートに記録します。歯ぐきの上に白い先が少し見えた日を目安にすれば大丈夫です。
  2. 記録を見ながら、左右がそろって生えているか、順番が大きく違っていないかを見てあげます。
  3. 新しく生えた歯も、すぐに米粒くらいの量のフッ素入り歯みがき粉で1日2回みがきます。歯が歯ぐきから半分ほどしか出ていなくても、見えている部分はみがいてあげます。

記録はきっちりでなくてかまいません。忙しければ日付だけを書き、余裕のあるときに写真も一緒に残しておくのもおすすめです。おおよその日付があるだけでも、歯科を受診するときに「いつどの歯が生えたか」を正確に伝えられて便利です。ほかの赤ちゃんと比べて焦るより、わが子のペースを見守るための記録として使ってください。

歯が生えるたびに、よだれやぐずりがくり返されることがあります。冷蔵庫で冷やした歯固めや、清潔な指で歯ぐきを押してあげると楽になります。特に奥歯が生えるときは、歯ぐきが広く腫れて見えることがあります。

よくある質問

ほかの赤ちゃんより歯が生えるのが遅いです。大丈夫でしょうか?

平均より6か月くらい遅いのは、正常の範囲です。ただ、一歳の誕生日を過ぎても歯が一本も見えないときは、歯科を受診したときに伝えてください。

上の前歯が先に生えてきました。

順番が少し入れかわるのはよくあることです。ほかの歯がだいたいの順番どおりに生えてくるなら、心配いりません。

前歯と奥歯の間がすき間になっています。

1本目の奥歯が犬歯より先に生えることが多いためにできるすき間です。ふつうは16〜23か月の間に犬歯が生えて埋まります。

歯が早く生えるのはいいことですか?

早くても遅くても、正常の範囲内ならよい悪いはありません。ただ、歯が早く生えた赤ちゃんは、そのぶん歯みがきやむし歯予防も早く始める必要があります。

乳歯が生えそろうのはいつごろですか?

最後に2本目の奥歯が生えて、たいていは30か月ごろに20本すべてがそろいます。この時期も、赤ちゃんによって数か月ずつ差があります。

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出典

この記事の情報は一般的な教育を目的としたもので、歯科医師による診療に代わるものではありません。お子さまの状態については歯科医師にご相談ください。

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